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研究内容

—シェアクロミズム—
ずれ応力を用いた異性化の誘起・促進・抑制

 物質に対する応力には、「圧力」と「ずれ応力」があります。私たちは、物質合成や物性研究にずれ応力を取り入れ、化学結合を制御する新たな方法の開発を目指しています。

 実験には、回転機構を備えたずれ応力用サファイアアンビルセルやラマン分光器を用いています。現在、クロミック分子であるアゾベンゼンやスピロピラン、ジアリールエテン、ジフェニルグリオキシム錯体などの、異性化に基づく特異な色変化の機構解明に取り組んでいます。


<参考文献>
Inoue et al., Bull. Chem. Soc. Jpn. 2016, 89, 671–680.
Inoue et al., Chem. Lett., 2015, 7, 911–913.
Yabuuchi et al., Chem. Lett. 2009, 38, 1096–1097.
Inokuchi et al., J. Low Temp. Phys. 2006, 142, 213–217.